前回の記事では、外資系企業で突然退職勧奨を受けたあと、私が最初にやったこととして、
- 弁護士を探したこと
- 転職活動を同時に始めたこと
を書きました。
今回はその続きです。
👉 実際に弁護士へ依頼すると費用はいくらかかったのか。
👉 本当に依頼する価値はあったのか。
👉 その間、私は何をしていたのか。
👉 そして今だから思う、別の交渉の選択肢はあったのか。
このあたりを、実体験ベースで率直に書きます。
退職勧奨を受けた直後は、誰でも不安になります。
私もそうでした。
でも今振り返ると、
👉 悩み続けるより、役割分担してすぐ動いたことが大きかった
と思っています。
結論:私は弁護士費用以上の価値があったと感じています
先に結論を書くと、
👉 私の場合、弁護士へ依頼して良かったです。
理由はシンプルです。
- 退職条件が改善した
- 会社との交渉を任せられた
- 自分は転職活動に集中できた
- 精神的負担がかなり減った
- 次の人生設計を冷静に考える時間ができた
これは想像以上に大きかったです。
退職勧奨を受けた時は、気持ちも揺れています。
その状態で条件交渉まで一人でやるのは、正直かなりきついです。
実際の弁護士費用は成功報酬型だった
私が依頼した時の条件は、成功報酬型でした。
内容は次の通りです。
- 上乗せ退職金の20%
- 最低報酬10万円
- 相談料なし
通常は相談料が1時間5,000円とのことでしたが、私の場合はかかりませんでした。
ここは事務所や案件によって違うと思います。
ただ、私にとっては相談しやすい条件でした。
着手金で大きな金額が必要ないというのも、心理的には助かりました。
一番気になっていたのは「結局いくら増えるのか」
本音を書くと、依頼前に一番気になっていたのはここです。
👉 費用を払って意味があるのか。
会社から最初に提示された条件は、
👉 上乗せ退職金として基本給6ヶ月分
でした。
これが高いのか、普通なのか、その時の私は分かりませんでした。
ただ、
- 言われたまま受け入れて良いのか
- もっと条件改善の余地があるのか
- 一般的にはどうなのか
その判断材料がありませんでした。
だからこそ、
👉 専門家に見てもらう価値がある
と感じました。
交渉後、基本給9ヶ月分まで改善した
弁護士を通じて交渉した結果、
👉 さらに基本給約3ヶ月分が上乗せ
されました。
最終的には、
👉 基本給9ヶ月分相当
になりました。
これはかなり大きかったです。
もちろん、すべての人が同じ結果になるわけではありません。
- 会社規模
- 業績
- ポジション
- 在籍年数
- 退職理由
- 会社側の事情
で条件は変わると思います。
それでも私の場合、
👉 自分一人ではここまで交渉できなかった
と思っています。
お金以上に価値があったのは「気持ちの余裕」
実際には、増えた金額だけではありませんでした。
一番助かったのは、
👉 会社とのやり取りを任せられたこと
です。
当時の私は、
- 今後どうなるのか不安
- 次の仕事は決まるのか心配
- 家族にも説明しないといけない
- 将来設計も考え直し
頭の中がかなり忙しかったです。
そこに会社との交渉まで入ると、かなり消耗します。
退職勧奨を受けると、見た目以上に精神力を使います。
私はすぐ転職活動へ切り替えた
弁護士へ依頼したあと、私はすぐに転職活動へ集中しました。
退職勧奨を受けた直後に、
👉 登録していたエージェントへ一斉連絡
をしました。
そして、
👉 約1週間で20社のエージェントと面談
しました。
今思うとかなりハイペースです。
でもあの時は、止まっている方が不安でした。
動くことで、
👉 自分にはまだ選択肢がある
と確認したかったのかもしれません。
出社不要だったので時間を全部使えた
会社からは退職日まで出社不要と言われていました。
複雑な気持ちはありましたが、現実としては、
👉 時間がある
ということです。
私はその時間を、
- 面談
- 書類修正
- 求人確認
- 面接準備
- 情報収集
に使いました。
結果的には、かなり良い使い方だったと思います。
約1ヶ月後に内定獲得
面談を進めた結果、
👉 約1ヶ月後に内定
を獲得しました。
最終出社日から数えると、
👉 約2週間で次が見えた状態
だったと思います。
当時は今より若く、給与水準もそこまで高くなかったので、比較的決まりやすかった面もあります。
それでも、
👉 早く動いたことが大きかった
と感じています。
次が決まったので海外へ行った
内定後、退職日まではまだ時間がありました。
そこで私は思い切って海外へ行きました。
語学留学という名目でしたが、正直に言えば、
👉 リフレッシュ目的が大きかったです。
約1ヶ月、海外リゾートで過ごしました。
次の仕事が決まっている状態だったので、精神的にはかなり楽でした。
もし次が決まっていなければ、心から楽しめなかったと思います。
海外滞在中も交渉は進んでいた
私が海外にいる間も、
👉 退職条件の交渉は弁護士が進めてくれていました。
私は次の仕事の準備。
交渉は専門家。
この分担は、本当に効率が良かったです。
今振り返ると、もう一つの交渉カードもあった
ここからは、今だから思う本音です。
私は比較的早い段階で転職先が決まりました。
そのため、
👉 失業給付をしっかり受ける時間はほとんどありませんでした。
ここで思うのです。
もし次がすぐ決まる前提なら、
👉 会社都合退職にこだわらず、自己都合扱いにして、その代わり上乗せ退職金をさらに増額してもらう交渉
もあったかもしれません。
これは当時の私には見えていなかった視点です。
当時の私は少し感情的だったのかもしれない
正直に言えば、あの時の私は少し感情的だったと思います。
理由は、私の前に呼ばれた若い社員が、
👉 涙を流しながら会議室から出てきた
姿を見たからです。
あの光景はかなり胸に残りました。
- 会社への不信感
- 納得しきれない気持ち
- 人としてどうなのかという思い
そういう感情があったのは事実です。
そのため、
👉 会社都合退職という形を残したい
という気持ちも強かったのだと思います。
今の私なら、少しずるがしこく考えたかもしれない
年齢を重ねて思うのは、
👉 きれいごとだけでは人生は守れない
ということです。
今の私なら、
- 現金でいくら増えるか
- 次の就職時期はいつか
- 税金や社会保険はどうか
- 総額で何が得か
ここまで冷静に計算したと思います。
そして場合によっては、
👉 自己都合でもいいので、条件を積んでください
と交渉したかもしれません。
少し言い方は悪いですが、
👉 大人のずるがしこさ
です。
でも会社も合理的に動いています。
こちらも自分を守る合理性が必要だと思います。
退職勧奨では感情だけで決めないこと
怒りや悔しさは自然な感情です。
ただ、
👉 判断は感情と別で考えた方が良い
と思います。
- 名誉を取るか
- 条件を取るか
- 早く次へ進むか
- 心を守るか
人それぞれですが、
👉 一度数字で比較する
ことは大切です。
まとめ
私が退職勧奨を受けた時の実際の流れはこうでした。
- 弁護士費用は成功報酬20%(最低10万円)
- 会社提示は基本給6ヶ月分
- 交渉後は基本給9ヶ月分
- 1週間で20社と面談
- 約1ヶ月で内定獲得
- その後1ヶ月海外滞在
- 交渉は弁護士へ任せた
そして今振り返ると、
👉 会社都合退職ではなく、自己都合の代わりに上乗せ額を増やす交渉もあったかもしれません。
でも当時の私は、
👉 若い社員が涙を流して出てきた姿を見て、少し感情的だった
のだと思います。
今の私なら、
👉 実利を取る大人のしたたかさ
が勝っていたかもしれません。



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